Zuziの動画チャンネルのご紹介

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Photo by Heidi Fin on Unsplash

今年のRegional Scrum Gathering Tokyo 2021の基調講演をされ、The Great Scrummaster(日本語翻訳本は、SCRUMMASTER THE BOOK)の著者で、チェコのアジャイルコミュニティの創始者のZuziが、Agileになるために必要な考え方を短い動画(Be Agile Series)で公開しているシリーズです。

このチャネルの動画は、一つの動画が大体1〜3分の動画になっているため、AgileやScrumの知識がある英語学習者にとってもおすすめです。

では、お気に入りの動画をいくつか紹介していきます。

Be Agile Series 1. — 10. ScrumMasters and Agile Coaches

この動画は、Zuziに「チームや組織に、何度同じことを教えてもまったく振る舞いが変わらないんです」と相談したら返ってきそうな内容になっています(完全に妄想です)

多くのスクラムマスターやアジャイルコーチに欠けているものについてのお話です。

Be Agile Series — 14. Great Product Owners

この動画は、プロダクトオーナーがZuziに「優先順位をつけたいんだけど、全部重要なのでどうやって順位をつけたらよいかわからないんだ」と相談したら、移動中の空港から考えるヒントをもらえた内容になっています(妄想が進む)。

自分の経験だと、既に世の中に販売されている製品を途中から引き継いだプロダクトオーナーが、陥りやすい課題だと思います。

そもそも何を実現するためにプロダクトが存在していて、プロダクトバックログを使っているのか。

プロダクトオーナーとして大事なことを見失わないように優しく諭してもらえる動画になってます。

Be Agile Series — 30. Project Manager Syndrome

次の動画は、プロジェクトマネージャーからスクラムマスターに転身したけど、チームとの関わり方が変えられずに、指示をしないとチームが何もやってくれないんだと、嘆いているスクラムマスターがZuziに相談したところから動画が始まります(完全に妄想です)

元プロジェクトマネージャーがスクラムを初めて、スクラムマスターという名前になったけど、振る舞いも、考え方も同じというのは実際陥ってしまいがちな状況です。

チームが自己管理できずに困ってるスクラムチームのスクラムマスターには、良いヒントが得られるかもしれません。

それにしても、毎回異なる場所で撮影していて、背景が違っているからか、スマホから気軽に相談したらZuziがコーチとなって話しかけてくれているような、そんな錯覚をおぼえる素敵な動画となっています(なんて贅沢)

海外で活躍しているアジャイルコーチは、気軽にスマホで動画撮影してアップするとか、意識高いなとか思っていたら同じシリーズの「Be Agile Series — 28. How To Overcome The Edge」で、「最初に動画を取ってアップするとか悪夢ですごくナーバスになったけど、完璧主義者にならず、恐れずにやってみることだ」と言ってて、チャレンジし続けることを見せてくれる姿は、普段からお世話になっているすごい人たちと同じだなと改めて感心しました。

自分は、今年は何にチャレンジしようかな。

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Toshiyuki 'Toshi' Ohtomo
Toshiyuki 'Toshi' Ohtomo

Written by Toshiyuki 'Toshi' Ohtomo

Cybozu, Inc, Cafigla LLC. Agile Coach 京都アジャイル勉強会(http://kyoaja.connpass.com)共同主催 CSP-SM, CSP-PO, Certified LeSS Practitioner

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